1【最初に】この記事を読んで頂きたい方
この記事は、以下の方向けに書いています。
- 自分の将来性に自信がない人
- 将来性に不安を感じている人
- 将来性ってどうやって考えていくものなのか分からない人
2 この記事で得られること
- 将来性を考える3つのポイント
- 3つのポイントの中で最も重要なこと
ここからは、まずそもそも将来性とはどう考えるのか?から考えていきましょう!
3 そもそも将来性とは何か?
人生100年時代、定年まで1社で勤め上げることは不可能に近くなってきたこの時代。
僕が開催している個別キャリアセミナーにも、20代〜30代前半の方の多くが「自分の将来性がどうなのか気になる」といった悩みを抱えています。
そもそも仕事、キャリアにおいて将来性があるとは何でしょうか?
将来性とは、年齢が上がっても仕事の選択肢を失わない可能性です。
年収が稼げていることでも、今大きな企業に入っていることが将来性があるという訳ではありません。
4 将来性の有無を考える3つのポイント
将来性があるのかないのかといってもなかなか判断できるものではありません。
そこで、将来性の有無を考える際のポイントをお伝えしていきます。
考えるべきポイントは大きく分けて3つです。
- 会社
- 業界
- スキル
しかし、これの中でも重要な点は、業界の将来性とスキルの将来性です。
それぞれの点で見ていきましょう!
5 会社の将来性とは?
まず、会社の将来性とは一体何か?
将来性のある会社とは、大手企業や創業〇〇年の企業ではありません。
会社の将来性とは、
- 変化し続けられているのか?
- 社内の新陳代謝がされているのか?
で考えることはできます。
なぜ、変化したり、新陳代謝が行われていないと将来性がないことになるのでしょうか?
例えば、ずっと社員が変わらない部署があるとします。
そこは、部長も課長も変わらないため、仕事のやり方も考え方もずっと変わりません。
また、新しい社員も入ってこないため、新しい価値観ややり方も入ってきません。
その組織はどうなっていくのか?
価値観が凝り固まっていき、段々と新しい方法が取れなくなっていき、腐っていってしまいます。
また、転職が当たり前になったこの時代で、会社が大きいかどうか、創業何年なのかは正直そこまで関係ありません。
会社がいくら大きかろうと、そこに勤めている自分がハードワークに耐えられなかったり、
体調を崩してしまったら元も子もないからです。
その点、考えなければならないのは、業界の将来性です。
6 業界の将来性とは?
業界の将来性はどうやって決まっていくのか?
それは、
変わり続けるニーズをしっかりと押さえ続けているのか?
です。
時代の流れによって、ニーズは刻一刻と変化していきます。
変わっていくニーズに対応しないということは、ニーズが段々と減っていく中で、売上を取り合っている状態と同じです。
僕が見ている中でも、多くの企業は変わっているニーズに対応をせず、「ただ頑張って」売上を上げようとしているように見えます。
そうならないために、考えなければならないのは
この会社は一体何のニーズ解決していて、解決しているニーズはどれくらいの規模なのか?
です。
具体的に言えば、無くなっていくニーズを解決している業界だと、会社の規模関係なく将来性は乏しくなってしまいます。
そうならないためにも、そもそも解決しているニーズは拡大しているのか?変わらないのか?を考えていきましょう!
しかし、会社の将来性よりも、業界の将来性よりも大切なのは、スキルの将来性です。
7 スキルの将来性とは?
スキルの将来性とは、
そのスキルが会社・業界を変えても使うことができるのか?
で考えていきます。
将来性のないスキルとは、具体的にどういったものか見ていきましょう!
例えば、事務職です。
よく聞く話ですが、機械化が進んでおり、今後事務職はどんどん衰退の一途を辿っていきます。
しかし、スキルの将来性がないとは、機械化とは別の話です。
スキルの将来性がないとは
- 他の人、特に若い人でもできる仕事をしていること
- 誰でもできる仕事をしていること
- その会社でしか使えないことをしていること
大きく分けるとこの3点が挙げられます。
自分のスキルや経験が、自身の会社でしか使えないのであれば、いくらその会社が大きくても、業界として規模があっても、将来性がなくなっていってしまっている状況です。
自分自身の将来性を考えるときは、
- スキルが他社で使えるのか?
- 年齢やポジションではなく自分のスキルで仕事がきているのか?
で考えていきましょう!
8 【まとめ】スキルの将来性を高めることで、自分の将来性は高まる
会社の将来性・業界の将来性・スキルの将来性、3点それぞれで見てきましたが、最も重要なことはスキルの将来性です。
自分自身のスキルに将来性、つまり他の会社や業界を超えていく力があれば
たとえ、会社が傾いてしまっても、業界が傾いてしまっても転職や副業という選択肢をとることが出来ます。
逆に、スキルの将来性がなければ、いくら会社や業界に将来性があったとしても
スキルの将来性がなければ、その会社をクビになってしまったり、業界が縮小してしまった時
会社や業界を移ることができず、一緒に沈んでいくことになってしまいます。
他の人はなく、自分に仕事がくる理由を作り出し
そして、社外でも使える経験や、社外でも評価される実績を作りにいくこと。
これこそ、自分の将来性を高めてくれる行動になります。
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