「30代平均年収、437万円」から考える、日本における生存戦略とは

1 【最初に】この記事を読んでいただきたい方

この記事は、以下の方向けて書いています。

  • 平均年収ほど稼いでいるけど、貯金ができなくて困っている。
  • どのように自分の市場価値を上げ、給料を上げていけば良いのか、わからない。
  • 税金が高くなっていくのを指をくわえてみているのは嫌だ。

2 【事実】厚生労働省の調査結果。30代平均年収、男女別の調査結果

厚生労働省は、「2020年家計調査」にて、30代平均年収437万円であることを発表しました。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf

男女の内訳は、男性:474万、女性:378万でした。

3 【結論】現状維持は衰退である事実と向き合おう

男性・女性共に、2021年は2020年に比べると年間で所得は−7万円。
年々手取りが少なくなるので、現状維持では貧しくなります。

日本は世界で見ても超少子高齢化社会です。
引退した世代を支えるために、税金は上がるのは致し方のないことです。

4 額面年収450万円の手取りについて

年収450万円前後の、手取り月収を具体的にイメージできるでしょうか?

毎月の手取り月収は約30万円前後です。

一人暮らしであれば、基本的な生活は満足して送ることが可能だとと思います。

5 額面年収350万円の手取りについて

一方で、年収350万円前後の手取り月収をイメージできるでしょうか?

手取り金額約20万円前後です。

この状況だと、一人暮らしはできてもなかなか貯金をするところまで漕ぎ着けることが難しいのではないでしょうか。

6 【まとめ】老後に向けた対策4つについて

このままこの収入でいると、自分の老後はどうなるのか考えたことはありますか?

今のままの年収だと、欲しいものが買えなかったり、旅行にも行けなかったり、欲しい服が買えなかったり、ちょっとした贅沢も出来なくなってしまうとしたらどうでしょうか?

繰り返します。
日本では額面の平均年収は横ばいですが、社会構造の変化に対応するため、社会保険料を含めた税金は段々と上がってきています。

このままの額面年収では、手取りが減っていく事実を無視することはできません。
社会構造の変化は、生活に直接影響を与えてくるのです。

では、どうすれば、年収が上がるのか?30代からでも取り組むべきことを、私なりに4つにまとめて見ました。

  1. 出世
    会社の方向性や目指している理想と向き合い、会社の利益を最重要に考え、仕事に取り組む。
  2. 副業
    会社街の仕事を行い、収入の柱を複数作る。
  3. 転職
    伸びている業界や、自分の価値を最大化できるところで仕事をする。
  4. スキルアップ
    今の市場で求められているスキル、経験を手に入れて市場価値を向上させる。

年収が低いこと・上がらないことは、段々と大きくなる問題です。茹でガエルになっている場合ではありません。
ただ働いていたら、年収が上がっていく時代は、とっくに終わってしまいましたのです。

そこで上がってくる税金に負けないように、しっかりと年収をあげる努力をしていきましょう。

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