どんな資格を取ればいい?確実に市場価値が上がる資格取得の考え方について

1 【最初に】この記事を読んでいただきたい方

今日は、「資格の獲得」と「転職における市場価値」について、話をしていきたいと思います。
この記事を読んでいただきたい方は、以下のような方です。

  • 仕事が辛く、転職活動をしたいが、どのような資格を取ればよいかわからない。
  • どのように自己投資をすれば、キャリアアップできるのかわからない。
  • 資格取得が「転職の市場価値を上げない」ケースを知りたい。

2 【結論】確実に市場価値が上がる資格取得とは

早速結論です。

資格取得≠転職の市場価値です。
理由は以下のとおりです。

「資格」=「知識」であり、
「市場価値」=「実績やスキル」だからです。

ここでお伝えしたいことは、

企業や市場が求めていることは、知識ではなく、実績やスキルでしかない、

ということです。

よって、小さくても良いので、実績やスキルをいつでも説明できるように、今日の仕事にも取り組んでいくべきだと考えます。

3 資格を取得する目的の明確化

「簿記」「プログラミング」

などなど

資格を取ろう!と思った時、資格を取得する目的を自分なりに明確にしていく必要があります。

資格を趣味で取得するのは大いに結構だと思います。

しかし、「転職の市場価値を上げる」という目的の中では、「資格の取得」だけではスタートラインにようやく立っただけに過ぎないのです。

自分の価値を上げるために、自分に投資しようとする姿勢は素敵なことだと思います。

しかしながら、

資格の獲得 = 市場価値UP

と安易に考えてしまうのは、危険です。

大切なことなので繰り返します。

企業が求めているのは、経験やスキル、実績です。

資格はあくまでも「知識」でしかありません。

では、資格が全く役に立たないのか?というとそうではありません。
役に立つパターンをまとめてみました。

4 【実例】資格が転職の市場価値を上げ、キャリアアップになったケース2選

1 20代前半 フリーター(就職経験アリ)のケース

この方は、プログラミングに関する資格学校に通うも、途中で挫折し、退学してしまいました。
しかしその後、オンラインの講座や書籍から独学でプログラミングを勉強し、資格を取得しました。

結果、自身のスキルを認められ、フルリモートの会社へ内定を獲得しました。

2 30代 経理経験あり・簿記3級所持のケース


当初からご本人は簿記3級を持っており、
経理経験がありました。
その後、再度経理職につきたいと一念発起。

一生懸命簿記2級の勉強に取り組み、取得。
経理職へ返り咲くことに成功しました。

資格はあくまでも知識です。

根本的に求められているのは、実績とスキルです。

「仕事を変えたい!」「転職したい!」「市場価値を上げたい!」

そう思った時、

これまでと全く違う資格を取るのではなく、これまでの経験に近い資格を取るようにすることが、市場価値UPにつながります。

自身のキャリアの一貫性について考えたり、「実務に使えるスキル」と「目に見える実績」を積み上げていくことが、あなたの人的資本の価値を上げ、収入のアップに必ずつながると思います。

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