1【最初に】この記事を読んで頂きたい方
この記事は、以下のお悩みを持っている方向けに書いています。
- 今の仕事が自分に向いていないと思っている
- 自分が向いている仕事が分からない
- 転職したのに、今の仕事がなかなか好きになれない
2 この記事で得られること
- 仕事のミスマッチが起こる原因と対策
- 「自分にとって」向いている仕事と向いていない仕事の見分け方
- 転職するときに、ミスマッチを最小化するための考え方
3 向いていない仕事とは
皆さんはそもそも、「自分にとって向いていない仕事」とはどういった仕事なのかを考えたことはありますか?
向いていない仕事
=自分が得意なことを活かせていない仕事
です。
例えば、
- 人と喋るのが苦手だなと感じているのに、営業職についている
- 細かい仕事が苦手なのに、ミスが許されない仕事をしている
- 同じ仕事の効率化を最優先するべきなのに、新しい仕事がどんどん降ってくる環境で仕事をしている
こういった状況を仕事が向いていない状況と定義します。
4 仕事のミスマッチが起こる原因
向いていない仕事については理解できたと思います。
一方で、「そもそも向いていない仕事につかないためには、何をすべきなのか、分からない」
そんな、モヤモヤを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そのモヤモヤを解決する前に、仕事でミスマッチが起こる原因を分析したいと思います。
仕事にミスマッチが起こる原因は大きく分けて以下の3つのポイントがあります。
- 自分の苦手分野を仕事にしている
- 転職エージェントの言われるがまま転職してしまう
- 給与やワークライフバランスなどの条件面だけで会社・仕事を決める
転職エージェントの目的は、以前にも説明しましたが「内定を獲得させ、入社させること」です。
そのため、転職エージェントとの面接の際には、給料・場所・規模・業種・職種などの希望の条件のヒアリングがメインです。
また、求人サイトでは自分で検索条件を設定し「自分が希望する求人」を見極めていきます。
→合わせて読みたい!
元転職エージェントが教える!絶対におさえたいエージェントを使う際のポイント
これは就職活動でも同様です。
就職活動でも、
- リクナビなどの就活サイトへ登録
- 気になる企業へエントリー
- 書類選考
- 2〜3回の面接
- 内定獲得
という流れです。
転職でも就活でも同様ですが最も大事な、
「自分に合う仕事ってなんなのか?」を考えるタイミングがありません。
しかし、転職も就活も気力と体力を使います。
「内定を取ること」「活動を終えること」がゴールとなり、自分に合っている仕事ではなく、会社へ入社出来る、転職出来ることがゴールになってしまった時、仕事のミスマッチが起こる可能性が高まっていきます。
これは、手段が目的になってしまった結果です。
内定や転職の先にある、自分にとって理想的な人生とはなんなのか、考えることが大切だと思います。
5【まとめ】どうすれば、仕事のミスマッチが減るのか?
仕事のミスマッチを最小限にするために必要なことは、自己分析です。
あの兵法で知られる孫子も、「彼を知り己を知れば百戦殆からず」と明言しています。
転職エージェントでも求人サイトでも、自己分析をしてもらう機会はありません。
また、最近よくある「〇〇個の質問に答えてあなたに合った求人を!」というサービスも、(決められた質問に対して、決められた回答をし、決められた選択肢の中から)あなたに合った仕事が紹介されるという、機械的な側面が強かったりします。
本来であれば、たくさんの質問の中から言語化が出来ていない部分をゆっくりと言語化し、転職の目的、就職の目的、仕事に求めること、何を得るために仕事をするのか?を明確にした上で、仕事を選んでいくことが重要だと考えます。
また、自己分析をし自分が何が得意なのかを分かったところで、必ずミスマッチが起こってしまいます。
何故なら、そもそも「完璧な会社はないから」です。
どんな会社であっても、必ず足りない部分が出てきます。
はっきり言います。自分に完璧に合う会社は存在しません。
自分の求めることも年齢と共に変わっていきます。その変化を見越して、自分に合う会社を選ぶことは難しいです。
仕事・会社のミスマッチを最小限に抑えるために、転職活動後・就活後に入社前に必ずやるべきことは、以下の3点です。
- 会社に求めること
- 会社に求めないこと
- 入社後の3年後の状態を正確に想像する。
会社に求めることと求めないことを明確にすることで、「会社で何を満たし、それ以外をどこで満たすのか?」を考えられるようになります。
会社に対して、何もかもを求めてしまうと必ず不満が出てきてしまいます。
- この会社には何のために入るのか?
- この会社に入ることで捨てることは何か?
を明確化することで、仕事のミスマッチを最小化することができます。
この記事が少しでも役に立てば幸いです。
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累計で、約1000人の相談に乗りました。
しかし、その支援サービスでは、自分の理想とは裏腹に、「本当に求職者に寄り添ったサービス」を提供することができず、現在の人材業界のサービスに限界を感じました。
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そこで、3年前に起業し、絶対中立のキャリア相談サービスを作りました。
人材業界の最大手起業で転職エージェントだった経験に加えて、求職者側の利益を最大化できるような仕組みを作り、情報発信をしています。有益な情報発信となるよう、日々考えたことを発信していますので、お気軽に友達登録してください。絶対に後悔させません。