今日は、僕が実行したすごく稼ぎたいわけじゃなく、自由に生きたい人のためのキャリア戦略についてお伝します。
年収じゃない、納得して動くという選択
別に月収がものすごく高いわけでも、派手な暮らしをしているわけでもない。でも、仕事を楽しそうにやっている人、あなたの周りにいませんか?
僕はこれまでキャリア相談として4000人近くの方と関わってきました。その中で、よく見かけるパターンがあります。
- 年収1600万円でも、笑顔が少なく「しんどい、明日またあの会議か…」と呟く人。
- 年収450万円でも、「今日はあの案件が楽しかった」「この人と会えてよかった」と活き活きしている人。
先日、妻と休みを兼ねて沖縄・西表島に行った際、若い島のスタッフに出会いました。
「今年はこの島で飲食店を手伝う。来年は都内のレストランで働いて、またしばらくしたら海外でスタッフやろうかな」
高学歴でも超優良企業でもない彼ですが、「自分の選びたい未来」があり、「武器」を使って選択肢を広げていました。
別の例では、国立大学を卒業後、会社に合わないと感じ沖縄に戻り、友人とツアー会社を立ち上げた人もいます。今では同年代の平均の1.5倍ほど稼いでいます。
「普通の会社に勤め続ける=安定」という常識に縛られず、自分で道を選ぶ力を持っているのです。
仕事の満足度は「武器」と「求めるもの」で決まる
ここで僕が言いたいのは、こういうことです。
「仕事に求めることを明確に持ち、それを実現できる“武器”を持つ人ほど、仕事の満足度も働き方の余白も広がる」
例えば西表島の若者の場合、
- 仕事に求めること:移動すること、環境を変えること、食や人を楽しむこと
- 武器:英語力、料理スキル、環境適応力
僕自身で言えば、
- 仕事に求めること:納得感と意義を感じること
- 武器:キャリアアドバイス経験、中立の立場、どこの会社にも属さないスタンス
この武器を活かして、僕はフリーランスとして7年以上活動しています。
「親の期待に応えたい」「世間的に評価されたい」「安心できる人生を送りたい」という気持ちは理解できます。しかし、それが自分の本当に求めることと違えば、いつか“燃え尽きる”“力尽きる”“辞めたくなる”瞬間が来るかもしれません。
あなたの「武器」と「求めるもの」、どっちが曖昧ですか?
まず自分に問いかけてほしい質問です。
- あなたの武器(強み・実力・市場で通用するもの)は何ですか?
- その武器は他社・他環境でも通用しますか?
- 仕事に求めていることは何ですか?(高収入、自由、裁量、人間関係など)
- それは「誰かの基準」ではなく、「あなた自身の本音」ですか?
- 今のスキル・経験のままで、将来も選択肢が開けますか?
曖昧な項目がある場合、あなたは“普通の枠”に留まるリスクがあります。
普通の枠とは「大企業・いい会社・安定している・年功序列」といった前提で働くことです。しかし、現代は“普通”が通用しにくくなっています。
例えば、複業・副業経験者は、非経験者と比べて「キャリア資産(生産性資産・活力資産・変身資産)」すべてで約1割前後高いという調査もあります。副業経験率は39.2%、やりたい人を含めると7割近くが「やりたい/続けたい」と答えています。
つまり、普通に勤めるより、自分で選択肢を作って動いた人の方が資産を積んでいるのです。
武器を持ち、求めるものを言語化する3ステップ
1. 自分が求めていることを言葉にする
まずは「自分は何を求めているのか?」を考えましょう。ポイントは「お金」ではなく、「自由」「納得感」「自分のリズム」です。
- 仕事を終えて「今日はよかった」と思える日は?
- お金・地位・肩書きがなくても変わらずやりたいことは?
- 自由とは?勤務時間?場所?人間関係?
- 今の仕事でモヤモヤするのは何が足りないから?
- 「このままでいいのかな」という不安は何から来る?
2. 自分の武器を棚卸・構築する
武器とは「他人・他社でも通用する力」です。専門性だけでなく、次のようなものも武器になります。
- 時間・場所に縛られないスキル
- 他人が真似できない経験・ストーリー
- 変化に強い思考・学び続ける姿勢
- ネットワークや人間関係
- 環境を変えても応用できる適応力
- 自分なりの価値観・メッセージ
ワーク例:
- 過去3〜5年で誇れる出来事・成長した瞬間を3つ列挙
- その中で「自分だけのもの」は?
- 「どこで/誰に/どう使えるか」に変換
- 時間・場所・状況を変えて使えるよう仮説化
3. 選択肢を仮説化して動き出す
武器と求めるものが明確になったら、次は選択肢を広げます。
- 現職で武器を最大化(スキル磨き・裁量拡大)
- 転職で環境を変え武器を活かす/新しい武器を得る
- 副業・兼業で選択肢を育てる(リスク分散にも有効)
- フリーランス・複業型で自由度を高める
ポイントは「仮説」であり、「決定」ではありません。小さな動きで試し、感触を掴むことが大切です。
僕自身の経験:なぜ固定化しない働き方を選んだのか
大学2年生で大手人材紹介会社に入社し、1年目で新規営業No.1を獲得。しかし「このままでいいのか」と違和感を抱きました。雑務や評価制度に馴染めず、入院も経験。
転職・副業・起業を前提にせず、中長期視点で自分のキャリアを設計することを決めました。
- 仕事に求めること:納得感・意義・発言の自由
- 武器:キャリア相談経験、中立的立場、フリーランスという選択肢
この武器を活かして、会社に所属せず7年以上活動しています。
よくある悩みと僕の視点
悩み1:スキルが伸び悩んでいる
→ 伸びを感じないのは、スキルが武器として機能していない可能性あり。
悩み2:転職したいけどやりたいことが分からない
→ やりたいことを見つけるより、「仕事に求めること」を明確にすることが先。
悩み3:転職しても会社が合わない
→ 環境より、自分の基準を作ることが先。
悩み4:現状困っていないけど将来が不安
→ 今の状態を10年・20年先まで維持できるか?「実力」と「自由度」を育てる視点が重要。
悩み5:副業・起業はやるべき?
→ 目的は選択肢を広げること。いつやるかより、何のために何を武器にするかが大切。
まとめ:自由に生きるためのキャリア戦略
- 自分が求めていることを明確にする
- 武器を持つ/磨く
- 選択肢を広げる(転職・現職・副業・起業)
- 仮説を持って小さく動く
- 支援サービスを使う目的を明確にする
「普通に会社で働けば安心」という時代は終わりました。
しかし、だからといって“すごい働き方”でなくてもいい。自分が自由と感じる働き方を選び、その自由を維持できる実力と武器を持つことが大切です。
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