1 【最初に】この記事を読んで頂きたい方
この記事は、以下の悩みを持っている方向けに書いています。
- 強みが分からない
- 自分の特性が不明
2【この記事を読むと得られること】
- 強みが分からない時の考え方
- 自分の特性
3【強みは誰が判断するものなのか?】
自分の強みが分からない…特性が分からない…
こんな悩みを抱えている方は多いと思います。
僕のところにも「自分の強みが分かりません」という方は多くキャリア相談にいらっしゃいます。
そもそも強みはどうやって考えていくものなのでしょうか?
例えば、これが強みだ!と思っていても、周りから見れば全然強みじゃないよね?と言うこともありますよね?
具体的に言えば、部下からすれば、話を全く聞かない上司でも上司自身は
「自分の強みはコミュニケーション能力だ!」と思っていたとしたらどうでしょうか?
その人の強みは本当に活かせていると言えるでしょうか?
また、自分は全くマネジメントをやりたくない・得意ではないと思っているのに
周りからマネジメントを求められている場合、その人の強みはマネジメントと言えるのでしょうか?
逆に全く強みがないと思っていたとしても、仕事が回ってきたり周りから評価されていることがあったとしたら
その人は本当に強みがないのでしょうか?
このように強みは色々な角度から見られ判断されます。
そのため、自分一人の視点や、上司や会社だけの視点、友人などからの視点
どれをとっても1つの視点で判断することは大変難しくなっています。
だからこそ、多くの視点から考えていくことが大切なのです。
4【強みとは〇〇が決めること】
では、強みとは結局なんなのか?
結論から言えば、それは「環境」が決めることです。
ん?どういうこと?と思った方へ!
例えば、腕っ節が立ち喧嘩がとても強いでも、勉強や教養はないAさんと言う方がいるとしましょう!
その人がついている仕事によって大きく評価が変わってくるということはないでしょうか?
具体的に言えば、Aさんがボクサーや格闘技の選手だった場合、
腕っ節が強いことはとても価値があることですよね?
ですが、会社員や何か専門的な知識が必要な場合はどうでしょうか?
この場合、腕っぷしが強いことは大きな価値は生みません。
そればかりか、知識が必要なため勉強をしていないとかなりマイナスになってしまいます。
別の方の例でみていきましょう!
すごく電車に詳しいけど、コミュニケーション能力がとても低いBさん。
このBさんが電車の車掌さんだったら、電車に対して詳しいことは素晴らしいことですし、
電車の模型を作ったり、販売したりする仕事であれば知識が活かせますね?
逆に、営業のようなコミュニケーションが必要な仕事や接客業など相手の意向を汲み取る仕事では
電車の知識は役に立ちづらくなってしまいます。
さらに別の方の例でみていきましょう!
自分では強みが全く分からないけど、よく仕事を振られるのはリーダー業務で自分としては特には思っていないCさん。
開発の仕事をきわめていきたいと思っているがついつい組織からは頼られている状態だとするとこの方の強みは、リーダー業務になるかと思います。
ですが、ここで大事なことは周りから求められるのはリーダー業務であっても
自分が伸ばしたいのは、開発の仕事ということです。
このCさんは、現在の仕事ではリーダー業務を任されていますが、別の環境で、より優れたリーダーがいれば開発の仕事を任されるでしょう。その結果、環境さえ変われば開発の仕事が強みなるのです。
5【求められること・提供したいこと=強み】
強みは環境が決めることですが、同時に自分で決めて良いものです。
自分はこれが得意で、この能力を活かして仕事がしたい!
その能力や仕事を求めている環境で働くこと
それこそが強みを発揮できる仕事になるのです。
現在の仕事で成果が出ないからといって、仕事ができない人な訳でありません。
僕自身も、会社員の際は仕事が上手くできず結果を出すのにとても苦労をしていました。
毎日、仕事ができない、向いていない、なぜ出来ないんだろうと落ち込む毎日でした。
しかし、求められることが変わったことで大きく成果を上げることができました。
- 自分はそもそも何を提供したいのか?
- どんな仕事で貢献をしていきたいのか?
- 今の仕事で求められていることはなんなのか?
- それは自分が提供したいこととマッチしているのか?
この部分を改めて見直してみてはいかがでしょうか?
6【まとめ】強みがないなんてことはない!発揮されていないだけ!
強みがないと悩んでいる方へ!
強みがないことはありません。
ですが、そもそも求められていない可能性はあります。
そんな時は、思い切って環境を変えてみませんか?
仕事を変えれば、求められる成果は大きく変わります。
会社を変えれば、求められる姿勢は大きく変わります。
上司が変われば、求められることは大きく変わります。
大事なことは、求められることと自分が提供したいことがマッチした環境で働くことです。