読んで欲しい方

・仕事への不満を抱えているが行動していない人
・キャリアプランがない人
・自分のスキルに自信がないが行動はしていない人
・転職を考えている人

「あと1年早く動いたら変わっていた」は実際にある

転職相談にいらした時にもっと早く相談に来ていれば
違う選択肢をとれたのに、、、という方は残念なことに一定数いらっしゃいます。

そういった方々の特徴は、
・問題には気がついているけど先送りしている
・問題に向き合うのが面倒くさくなってしまっている
・時間が解決すると思っていた（無意識に）が解決しなかった
・将来への不安はありつつも、今の仕事が忙しい

こういったものが挙げられます。

残念ながら、キャリアの問題点は時間が解決してくれることは稀です。
そして、問題が大きくなって帰ってくるか、一瞬忘れることができても数年後に戻ってきてしまうパターンです。

事例を挙げていきましょう！
会社の体制が嫌で転職しようと思ったけど。今の自分のスキルでは転職は出来なさそうで、他社でやっていけるか不安だから様子を見ておこうと考えた方がいます。
そうして待っていると部署異動があり、社内の雰囲気が少し変わり新鮮さもあり仕事へのモチベーションも上がっていきました。
しかし、その後再度異動がありまた同じような雰囲気が合わない部署へ配属となりました。
そこで転職をしたい！と思いましたが、数年後よりも年齢が上がっているにも関わらず、スキルや経験は変わっていないため、
転職をしたくても、転職できない状況となってしまい、
「その会社でしか働けない人」になってしまいました。

これは残念ながら他人事ではありません。
実際、多くの方が１〜2年前にきておけばよかったとおっしゃっています。
キャリアの問題点は

自分のスキルに自信がない！ならむしろ動くべき！

よく転職できるのは、スキルがあるからでスキルや強みがない私は転職できない。
だから”今は”この仕事で様子を見ていくしかない。
そんな風に考えている方も多いと思います。

ですが、僕の経験上の話ですが、
そういった方々の9割は何もしません。

結局、スキルについての勉強や資格の勉強も
・仕事が忙しいから
・疲れてしまってできない
などの理由からどんどん時間だけが過ぎ去ってしまっています。

転職をしている方々や資格の勉強をしている人や
何か自分のスキルアップのために時間を使っている人は
みんながみんな暇で時間があったのでしょうか？

違いますね！みんな忙しい中で時間を作っているんです。

また、スキルに自信がない！強みに自信がないから
今の会社で様子を見ようとしても
仕事内容が変わらなければほとんどの場合スキルや強みが変わることはありません。

・スキルがないなら、1秒でも早くスキルがつく場所に映る
・強みがないなら、強みが作れる場所へ1秒でも早く移る

その判断が遅い人からどんどん置いていかれるのが
キャリアの怖いところです。

我慢しない！”今”の問題を放置する”将来的”なリスク

今の自分にはスキルがない
今の自分には強みがない

その問題、放置しない方が良いです。
間違いなく、後からボディーブローのように効いてきます。

だからこそ、”今”の問題は”今”解決する！
これをやるしかないんです。
今解決をしなければ問題はただただ大きくなっていってしまっています。

・スキルがつかない
・将来性がない
・なんなら会社を辞めたい

その不満を止めてしまうのは、僕らが大事だと言われてきた
”我慢をする”ということです。

我慢を覚えていると、
・ここで投げ出してはいけない
・ここは耐えないといけない
・ここは自分が頑張れば乗り越えられる

そう考えていき”我慢”をしていきます。

ですが、意味のある我慢と意味のない我慢があります。

意味のある”我慢”と意味のない”我慢”

意味のある我慢とは何か？
意味のある我慢とは「我慢した先に自分が心からほしいものがある」我慢のことです。

反対に意味のない我慢とは
「我慢した先に自分が欲しいものがない・見えていない」我慢のこと。

例えば、出世をしたい訳ではないのに
なんで上司に媚びを売っているのか？
稼ぎたい訳じゃないのに、給料が高いけどすごく忙しい仕事で家族に会う時間もない仕事をしているのか？

そんな状態のことを意味のない我慢だと考えています。

実は”耐えること”が大事だと思われていることは、
何か大きな成果を上げている人は大概その前にたくさんの壁を乗り越えているからです。
しかし、その”大きな成果”が自分が望んでいるものでなければその人はただ耐えたかはわかりません。

自分は今この場所で耐えているのは、”意味のある我慢”か？”意味のない我慢”か？を考えてみて欲しいです。